本記事は、各社の公式情報をもとに独立した立場で作成しています。紹介する情報の中にはアフィリエイトリンク(成果報酬型の広告リンク)を含む場合がありますが、提携の有無や報酬額を理由に評価や順位を変えることはありません(詳細は記事末尾にも記載しています)。
この記事では、製造業・卸売業双方で使われる在庫管理・受発注管理のSaaSを4つ取り上げ、そもそもの解決アプローチの違いを軸に比較します。価格はすべて2026年10月1日に各社公式情報を再確認したものです(最終確認日は記事末尾の出典欄に記載)。
目次
- 在庫管理が続かない5つの理由
- 比較表:在庫管理・受発注管理SaaS 4サービス
- この4サービスは「同じ土俵」ではありません
- 表だけでは分からない、実際の差
- タイプ別の選び方
- 検討する前に整理しておきたい7項目
- まとめ
SaaS(サース)とは
ソフトをパソコンにインストールせず、インターネット経由で使うサービスのことです。在庫管理の場合、事務所のPCからも現場のスマホからも同じデータを見られる点が大きな利点になります。
在庫管理が続かない5つの理由
1. 数える作業そのものが重い
在庫を正確に把握するには、実際に数える必要があります。この作業に時間を割けないため、記録が更新されなくなります。
2. 出庫を記録し忘れる
材料を使ったとき、その場で記録しなければ数字は合わなくなります。忙しいほど記録は後回しになり、後回しにするほど思い出せなくなります。
3. 記録と実数が合わなくなると、誰も信じなくなる
一度ずれると「システムの数字は当てにならない」となり、結局現物を見に行く運用に戻ります。ここが在庫管理システムが失敗する最大のパターンです。
4. 発注のタイミングが人に依存する
「そろそろ発注しないと」という判断が特定の人の頭の中にあると、その人が休んだ日に欠品します。
5. 受発注が紙とFAXで届く
取引先から届いた注文書を、自社のシステムに手で打ち直す。転記の手間と打ち間違いのリスクが、毎回発生します。
発注点管理(はっちゅうてんかんり)とは
「在庫がこの数を下回ったら発注する」という基準値(発注点)をあらかじめ決めておき、その水準に達したら発注する管理方法のことです。勘に頼らず、決めたルールで発注できるようになります。
比較表:在庫管理・受発注管理SaaS 4サービス
すべて2026年10月1日に各社公式情報を再確認した内容です。
| 比較項目 | zaico(ザイコ) | ロジクラ | スマートマットクラウド | CO-NECT(コネクト) |
|---|---|---|---|---|
| 提供元 | 株式会社ZAICO | 株式会社ロジクラ | 株式会社エスマット | CO-NECT株式会社 |
| 解決するもの | クラウド在庫管理 | 入出荷・在庫管理 | IoT重量計による在庫の自動計測・自動発注 | BtoB受発注のデジタル化(FAX・転記の削減) |
| 数え方 | 人がアプリで記録する | 人がアプリで記録する | 機器が重さで自動計測する | (在庫ではなく受発注のやり取りを扱う) |
| 月額料金 | 8,980円〜(税込9,878円〜)※プラン幅あり※4 | 16,000円〜(税込17,600円〜、年契約)、別途初期費用あり(金額は要問い合わせ)※1 | 非公開(要問い合わせ) | 発注側0円〜/受注側は要問い合わせ※3 |
| 無料プラン | なし(2026年6月廃止) | なし(2023年6月終了)※2 | 要確認 | あり(発注側のみ)※3 |
| 無料試用 | 14日間 | 14日間(有料プランの試用) | 要確認 | あり(日数は要確認) |
| 導入実績 | 要確認 | 要確認 | 1,400社以上(公式記載、集計時点は公式サイトに明記なし) | 要確認 |
| 必要な機器 | スマホ・PC | スマホ・PC | 専用のIoT重量計(スマートマット) | スマホ・PC |
| 出典 | zaico 料金プラン | ロジクラ 料金プラン/無料プラン終了のお知らせ | スマートマットクラウド | CO-NECT(発注側)/CO-NECT(受注側・無料試用の記載あり) |
※1 ロジクラの価格は公式サイト記載の税抜表示を基準に、税込換算額(税率10%で計算)をあわせて記載しています(2026年10月1日確認時点)。年契約はLite月16,000円(税込17,600円)/Premium月40,000円(税込44,000円)、月契約はLite19,000円(税込20,900円)/Premium49,000円(税込53,900円)と、月契約のほうが年契約より高くなります。このほか、導入時のサポート(オンラインミーティング全3回)の費用として初期費用が発生する旨の記載がありますが、金額は公式サイトに記載がなく要問い合わせです。また料金ページでは、Premiumプランについて、契約1年経過後に毎年契約月に前年分の年間保守費用として30,000円(税抜、税込33,000円)が別途請求される旨が記載されています(料金ページ上はPremiumが対象。Liteでの扱いも含め、契約前に公式へ確認してください)。解約時の返金は行われない旨の記載も確認しています。
※2 ロジクラは2023年6月8日午前9時をもって無料プランの提供を終了し、有料プランへ移行しました(無料プラン終了のお知らせ)。旧無料アカウントは機能操作不可・データ復旧非対応です。
※3 CO-NECTの発注側0円プランで無料になるのはメール・フォーム発注のみで、FAX発注はできません(FAX発注は月額3,000円・税抜のビジネスプラン以上で、月50通まで無料)。発注履歴・レポートの閲覧も無料プランは直近1年分のみで、7年以上のデータ保全(電子帳簿保存法準拠)はビジネスプラン以上が対象です。注文を受け取る側(受注側)は取引先数・受注件数により料金が変動し、無料プランの対象外・要問い合わせです。
※4 zaicoの料金プランはスターター8,980円(税込9,878円)、ベーシック49,800円(税込54,780円)、プロフェッショナル150,000円〜(税込165,000円〜)の3段階です(品目数・利用人数等でプランが分かれます。詳細は公式サイトでご確認ください)。
IoT(アイオーティー)とは
Internet of Things の略で、「モノのインターネット」と訳されます。センサーを付けた機器がインターネットにつながり、人が入力しなくてもデータを送る仕組みのことです。ここでは、棚に置いた重量計が在庫の重さを測り、その情報を自動で送る形を指します。
BtoB(ビートゥービー)とは
Business to Business の略で、企業と企業のあいだの取引のことです。ここでは、部材メーカーと加工業者のような、事業者同士の受発注を指します。
この4サービスは「同じ土俵」ではありません
比較表を見ると4つが並んでいますが、解決しようとしている問題が根本的に違います。 ここを理解しないと選べません。
アプローチ1: ソフトで数える(zaico・ロジクラ)
人がスマホやPCで在庫を記録し、その数をクラウド上で管理します。最も一般的な形です。
- 利点: 機器が不要で、すぐ始められる。品目を選ばない
- 弱点: 人が記録しなければ、数字は合わない。記録の手間が続くかどうかが成否を分ける
アプローチ2: モノに数えさせる(スマートマットクラウド)
棚に置いたIoT重量計が在庫の重さを測り、自動で在庫数を把握します。設定した水準を下回れば自動で発注する仕組みです。
- 利点: 人が記録しなくてよい。 記録忘れという最大の失敗要因が大きく軽減される
- 弱点: 専用機器が必要で、費用が機器を伴う。重さで測るため、対象になる品目が限られる(ネジ、部材、消耗品など重さで数量に換算できるもの)
アプローチ3: 発注のやり取りごとデジタル化する(CO-NECT)
そもそも在庫を数える話ではなく、取引先とのあいだの受発注をデジタルに置き換えるサービスです。FAXや電話で届く注文を、Web上のやり取りに変えます。
- 利点: 転記作業と打ち間違いがなくなる。発注する側は基本使用料0円から使える(ただし0円で無料になるのはメール・フォーム発注のみで、FAX発注自体は無料プラン対象外。詳細は後述)
- 弱点: 自社の在庫数そのものは分からない(在庫管理システムの代わりにはなりません)。注文を受け取る側(受注側)の料金は取引先数・受注件数に応じて変動し、無料プランの対象外です
なお、BtoB受発注のデジタル化では、CO-NECTのほかにインフォマート「BtoBプラットフォーム 受発注」もあります。ただし公式サイトでは「飲食・宿泊業界の受発注システム」と位置づけられており(導入実績は公式記載で「飲食・宿泊業83,000店舗以上」)、飲食・宿泊業の受発注に特化したサービスです。製造業どうしの部材の受発注を想定している場合は直接の代替候補になりにくく、飲食・宿泊業の取引先に卸している卸売業などで検討対象になるサービスと考えてください。本記事は0円プランのある小規模事業者向けとしてCO-NECTを中心に扱っていますが、これが唯一の選択肢というわけではありません。
つまり、「在庫が合わない」のか「発注のタイミングを逃す」のか「FAXの転記が重い」のかで、選ぶべきサービスが変わります。
表だけでは分からない、実際の差
差1: zaicoの無料プランは廃止されています(重要)
zaicoは2026年6月1日にプランを刷新し、無料プランを廃止しました。 現在のプランはスターター(月8,980円・税込9,878円)、ベーシック(月49,800円・税込54,780円)、プロフェッショナル(月150,000円〜・税込165,000円〜)の3段階です。
比較サイトや解説記事の中には、刷新前の情報(無料プランがある前提)を掲載したままのものが少なくありません。古い情報をもとに「無料で始められる」と考えて検討を進めると、実際の見積もりで食い違います。 必ず公式サイトの最新のプランをご確認ください。
差2: ロジクラに無料プランはありません(2023年に終了済み)
ロジクラは2023年6月8日午前9時をもって無料プランの提供を終了しており、現時点で「基本機能を無料で使える」という状態にはありません。 現行プランはLite(年契約で月16,000円・税抜、税込17,600円)、Premium(年契約で月40,000円・税抜、税込44,000円)、Enterprise(要問い合わせ)の有料3プランのみです。
サイトによっては14日間の「無料お試し」が案内されていますが、これは有料プランの機能を期間限定で試せるトライアルであり、無料プランではありません。 トライアル終了後は、いずれかの有料プランへの契約が必要です。ネット上には「基本機能が無料」という旧情報を掲載したままの比較記事が今も残っているため、2026年10月1日確認時点の内容として、ここは訂正しておきます。
月契約と年契約で金額が異なる点にも注意してください。Liteは年契約16,000円に対し月契約19,000円と、月あたり3,000円の差があります(いずれも税抜)。このほか導入時には初期費用(金額は要問い合わせ)が発生します。また料金ページでは、Premiumプランについて、契約から1年経過後は毎年契約月に前年分の年間保守費用(30,000円・税抜)が別途請求される旨が記載されています(料金ページ上はPremiumが対象。Liteでの扱いも含め、契約前に公式へ確認してください)。
「0円で在庫管理そのものを始める」という選択肢は、今回比較した4社の中には実質的にありません。 費用を抑えて始めたい場合は、月額の安いプラン(zaicoスターター、ロジクラLite等)を比較するか、後述するCO-NECTの発注側0円プラン(在庫管理ではなく受発注のデジタル化)で代替できないかを検討する形になります。
差3: スマートマットクラウドは「機器代込み」で考える必要があります
スマートマットクラウドは価格が公式に非公開で、問い合わせが必要です。これはソフトウェアだけでなくIoT重量計という物理的な機器を伴うためで、必要なマットの枚数によって金額が変わることが理由と考えられます。
導入を検討する場合、まず「どの品目を、いくつのマットで管理するか」を整理してから問い合わせてください。全在庫を対象にするのではなく、欠品すると困る重要な品目に絞るほうが現実的です。
公式サイトには導入社数1,400社以上との記載があります(集計時点の明記はなく、いつ時点の数字かは公式サイト上で確認できませんでした)。
差4: CO-NECTは「発注する側」の基本使用料は0円ですが、FAX発注自体は無料プラン対象外です
CO-NECTは、発注側(buyer/ページ)の基本使用料が0円から(機能・件数に制限あり)と公式に記載されています。ただし、この0円プランで無料になるのはメール・フォームでの発注のみで、FAX発注は無料プランでは利用できません。 FAX発注を使うには月額3,000円(税抜)のビジネスプラン以上への加入が必要で、その場合も月50通までが無料枠です。また発注履歴・レポートの閲覧は無料プランでは直近1年分のみで、7年以上のデータ保全(電子帳簿保存法準拠)は同ビジネスプラン以上が対象です。無料試用も用意されており、標準機能をひととおり試せます(具体的な試用日数は要確認)。
つまり、「発注する側」であっても、費用をかけずに移行できるのはメール・フォーム発注までです。 取引先とのやり取りを紙のFAXから完全に置き換えたい場合は、有料プランへの加入が前提になります。一方、注文を受け取る側(受注側)の料金は取引先数や受注件数によって変わり、無料プランの対象外のため問い合わせが必要です。記事冒頭で挙げた「取引先から届いたFAX注文を打ち直す」という課題を抱えているのは主に受注側であり、この場合CO-NECTの0円プランでは解決しません。
自社が発注側なのか受注側なのか、そして紙のFAXそのものをなくしたいのかメール・フォームへの置き換えで十分なのかで、費用の考え方がまったく変わります。
差5: 無料試用期間
zaicoとロジクラは、いずれも14日間の試用期間を用意しています(ロジクラは有料プランのお試しであり、無料プランのトライアルではありません)。CO-NECTも無料試用を用意していますが、具体的な日数は公式サイト上で確認できませんでした。
在庫管理システムは、2週間では判断しきれないこともあります。 少なくとも「毎日記録する運用が続けられそうか」は確かめてください。機能の確認より、その一点のほうが重要です。
タイプ別の選び方
製造業・卸売業のどちらも、課題の中身は「数が合わない」「発注を逃す」「転記が重い」のいずれかに大別できます。自社に近いものから読んでください。
在庫の数が合わない、記録が続かないことが最大の課題
スマートマットクラウドのように、人が記録しなくてよい仕組みを検討する価値があります。 記録忘れが根本原因である場合、ソフトを入れ替えても解決しないためです。
ただし機器が必要になるため、まず欠品すると困る重要な品目に絞って導入することをおすすめします。全品目を対象にすると費用が膨らみます。
まず費用をかけずに在庫をデジタル化したい
在庫管理そのものを無料で始められるサービスは、今回比較した4社の中にはありません。 zaicoは2026年6月1日のプラン刷新で無料プランが廃止され、最低でも月8,980円(税込9,878円)からです。ロジクラも2023年6月8日に無料プランの提供を終了しており、現行はLite(年契約で月16,000円・税抜、税込17,600円。別途初期費用あり・金額は要問い合わせ)、Premium、Enterpriseの有料プランのみとなっています。
費用を抑えて始めたい場合の現実的な進め方は、大きく2つです。ひとつは、CO-NECTの発注側プラン(基本使用料0円から)を使い、まずはメール・フォームでの発注のやり取りだけをデジタル化すること。ただしこれは在庫管理機能ではなく、取引先とのやり取りを置き換えるものであり、かつFAX発注そのものは無料プランの対象外である点に注意してください(詳細は前述の「差4」参照)。もうひとつは、zaico・ロジクラいずれかの14日間の試用期間を使い、費用を払う前に自社の記録運用が続けられるかを見極めてから契約する方法です(ロジクラの試用は無料プランではなく、有料プランのトライアルです)。
取引先からのFAX注文の転記が重い
CO-NECTが候補になりますが、自社が「発注する側」か「注文を受け取る側」かで話がまったく変わります。
- 自社が発注する側(部材メーカー等へ注文を出す立場)であれば、CO-NECTの発注側プランは基本使用料0円から使えます。ただし0円で無料になるのはメール・フォーム発注のみで、FAX発注そのものは無料プランでは使えません(FAX発注は月額3,000円・税抜のビジネスプラン以上で、月50通まで無料)。まずはメール・フォームに置き換えられる取引先から試してみる、というのが無理のない進め方です。
- 自社が注文を受け取る側(記事冒頭で挙げた「取引先からのFAXを打ち直す」ケースはこちらです)は、CO-NECTの無料プランの対象外で、料金は取引先数・受注件数に応じて変動し、要問い合わせです。「0円でFAX転記から解放される」という選択肢は、受注側には現時点でありません。 見積もりを取ったうえで、転記にかかる人件費やミスのコストと比較して判断してください。
入出荷の作業が多い
ロジクラが候補になります。 入出荷・在庫管理に加え、ハンディ端末やスマホでの検品作業を軸にした機能を備えています。出荷件数が多く、検品作業の負荷が課題であれば、この領域に強いロジクラを軸に検討してください。
ただしロジクラに無料プランはなく(2023年6月終了)、月額16,000円〜(年契約・税抜)と初期費用(金額は要問い合わせ)がかかります。さらに料金ページ上、Premiumプランでは契約1年経過後に年間保守費用(30,000円・税抜)が別途発生する旨の記載がある点も踏まえて比較してください。
品目数が多く、汎用的なクラウド在庫管理を一通り揃えたい
zaicoは、人が記録する前提のクラウド在庫管理として、機能と料金プランの幅(スターター〜プロフェッショナル)が広いのが特徴です。 IoT機器を使った自動計測(スマートマットクラウド)や、入出荷・検品への特化(ロジクラ)とは異なり、幅広い品目・用途を汎用的にカバーしたい場合の候補になります。無料プランは廃止されているため、月8,980円(税込9,878円)からの費用を前提に検討してください。
生産管理まで含めて考えたい
在庫管理単体ではなく、受注から工程・原価まで含めて管理したい場合は、生産管理システムの検討が適しています。在庫管理は生産管理システムの一機能として含まれることが多いため、先に生産管理側から検討したほうが二重投資を避けられます。 小規模製造業向けの生産管理SaaS/PaaS比較は「小規模製造業向け生産管理SaaS/PaaS比較 2026」でも取り上げています。
検討する前に整理しておきたい7項目
- いちばん困っているのは何か — 「数が合わない」「発注を逃す」「転記が重い」のどれか
- 管理したい品目数(全部か、重要なものだけか)
- 記録する人数と、記録にかけられる時間
- 自社は発注側か、受注側か(受発注サービスでは費用が変わります)
- 年契約と月契約のどちらにするか(単価が変わります)
- 既存の生産管理・販売管理システムとの関係(機能が重複しないか)
- 契約後に発生しうる追加費用・解約条件・プラン制限(年間保守費用の有無、無料プランでできないこと等を契約前に確認する)
在庫管理・受発注の仕組みを見直すタイミングは、経理まわりの効率化にあわせて取り組む事業者も少なくありません。個人事業主として卸売業・製造業を営んでいる場合は、マネーフォワード クラウド確定申告PR(広告)ややよいの青色申告 オンラインPR(広告)のような会計SaaSと組み合わせて、在庫・受発注データの記録と申告作業をまとめて見直す動きも見られます。
まとめ
| こんな事業者に | 検討しやすいサービス | 理由 |
|---|---|---|
| 品目数が多く、汎用的な在庫管理を一通り揃えたい | zaico | 月8,980円(税込9,878円)から、プランの幅が広い |
| 入出荷・検品の作業が多い | ロジクラ | 入出荷・検品に特化(無料プランなし、月16,000円〜・税抜+初期費用。Premiumは年間保守費用にも注意) |
| 発注側としてFAX・電話の受発注を減らしたい | CO-NECT(発注側) | メール・フォーム発注は0円から(FAX発注・受注側は有料) |
| 記録が続かず、数が合わない | スマートマットクラウド | 人の記録に依存しない(価格は公式非公開・要問い合わせ。導入社数1,400社以上も公式サイトに集計時点の記載なし) |
この分野では、「どのサービスが優れているか」ではなく「自社の課題がどのタイプか」で選択肢が決まります。
- 数える手間が課題なら → モノに数えさせる(IoT型)
- 記録の仕組みがないことが課題なら → ソフトで数える(クラウド型)
- 取引先とのやり取りが課題なら → 受発注をデジタル化する
在庫管理システムは、入れただけでは在庫は合いません。現場で記録が続く形になっているかどうかが、すべてを決めます。試用期間中に確かめるべきは、機能の多さではなくその一点です。
出典
- zaico 料金プラン|株式会社ZAICO
- ロジクラ 料金プラン|株式会社ロジクラ
- ロジクラ 無料プラン終了のお知らせ|株式会社ロジクラ
- スマートマットクラウド|株式会社エスマット
- CO-NECT(発注側)料金|CO-NECT株式会社
- CO-NECT(受注側)料金|CO-NECT株式会社(無料試用「あり」の記載を確認した一次情報)
- BtoBプラットフォーム 受発注|インフォマート(対象業界・導入実績の記載を確認した一次情報)
※ 価格・機能は変更される場合があります。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。本記事の価格・料金条件は、2026年10月1日に各社公式サイトで再確認したものです(この再確認で、ロジクラLiteの料金・初期費用・年間保守費用の対象プラン、インフォマートの対象業界と導入実績、CO-NECTのデータ保全期間の記載を更新しました)。機能の説明など、今回個別に再確認していない記述は初回公開時の確認内容(基準日2026年8月7日、最終確認2026年8月30日)に基づきます。zaicoは2026年6月1日にプランが刷新され無料プランが廃止され、ロジクラも2023年6月8日に無料プランの提供を終了しています。 無料プラン・無料試用の条件は特に変更・終了されやすい項目です。旧プランを掲載した比較記事が今も残っているため、ご検討の際は必ず公式サイトの最新プランをご確認ください。表中「要確認」「要問い合わせ」とした項目は、公式サイト上で確認できなかったものです。確認日から時間が経つほど、契約前の公式サイト再確認の重要性が高まります。
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本記事は、各社の公式情報をもとに独立した立場で作成しています。本記事には一部アフィリエイト(成果報酬型)リンクを含みます。該当箇所には「PR」等の表示を付けています。提携の有無や報酬額を理由に評価や順位を変えることはありません。